白紙書店.com

本書店のコンセプトは「出版することで輝くことを応援する」です。

新感覚のミステリー小説「あなたもスマホに殺される」

 「新しいSNS(ソーシャルメディア)が出てきたから取り敢えずアカウントを作成してみよう」「招待制SNSで招待されたから使用してみよう」と思ったことはありませんか。確かに新しいSNSを直ぐに活用しようと思うことは良いことです。その理由は一早くSNSを活用し始めることでより良い活用方法を見つけることができるからです。

 しかし、良いことばかりではありません。SNSに登録する際、あなたは自ら進んで個人情報を差し出すことになります。

 実際にSNSトラブルに巻き込まれることは殆どありません。しかし、どのような雰囲気でSNSトラブルに巻き込まれているのかを事前に把握しておくことで未然に防げることもあります。

 

  • 気軽に登録したことが悲劇の始まりとなります

 何気なく学校教員をしていた鈴木(以下男性)のスマートフォン(以下スマホ)に身に覚えがない招待メールが届きます。その内容は自殺相談室というSNSへの招待です。最初男性は招待された意味が分からず、登録しようとは思いませんでした。

 しかし、男性は気軽な気持ちでSNSに登録してしまいます。このことが後に男性が予想もしなかったことを体験することになります。

 

  • 3つの選択肢は少し現実的、しかし残り1つの選択肢は

 男性のスマホSNSから相談が届いたという通知が入ります。男性はSNSを開き、相談内容を確認します。その相談内容は原則4つの選択肢になっており、その選択肢の中から1つ必ず選択肢しなければならないシステムになっています。

 3つは少し現実的な選択肢ですが、残りの1つは自殺を進める選択肢です。男性は最初に届いた相談内容は気軽に回答できる内容だったので、3つの選択肢の中から選び、回答を送信します。

 男性は相談内容に回答し、ホッしていた矢先、またSNSから通知が届きました。その内容は先日、回答した相談者からの質問でした。その内容は先日、選択した回答では解決できそうにないので、他の選択肢の回答を教えて欲しいという質問でした。男性は自殺するというボタンは押さないようにし、他の選択肢を選びました。

 

  • 男性は悲鳴と思える声を耳にします

 その後、また違う相談者から相談が届くようになります。男性は質問内容を見て、はっとします。その相談内容は今にも起きそうな質問でした。男性は懸命に自殺するボタンを押さないようにしていました。

 ある日、男性がボタンを押した瞬間に悲鳴と思えるような声を耳にします。男性は気のせいだと思って気にもとめませんでした。

 

  • 生徒を招待したことで更なる悲劇へ導かれます

 男性はニュースを見、焦り始めます。その理由は男性が相談者に回答した内容に類似した事件が報道されたからです。男性はSNSを使用することを辞めようと決め、アプリを削除しました。

 しかし次第にSNSアプリのことが次第に気になり始め、再びSNSを使用するようになります。このことを誰にも話してはいけないと思いながら、使用していました。

しかし、遂に他の人を招待しないといけないことになりました。それも1人ではなく2人もです。男性は懸命に誰を招待するか考えます。その結果、1人はもう使用されていないであろうメールアドレスの持ち主を招待し、もう1人は生徒を招待しました。これが後に男性を更なる悲劇へ導くことになります。

 

  • SNSの恐怖を知りたい方にもオススメの書籍です

 私は小説志駕晃作「あなたもスマホに殺される」(角川文庫)を読み、たくさんのことを思いました。その中で一番印象的だったことはSNS招待メールを未使用であろうメールアドレスの持ち主に送った場面でした。

 どうして私はその場面が印象的だったのか。その理由はSNS招待することで招待者がポイントを付与されるシステムになっており、ポイント欲しさに招待したからです。このことは一見、招待者、招待された側にも良いことばかりであるように思えます。

 しかし、良いことばかりではありません。その理由は招待するSNSによっては招待者、招待された側もトラブルに巻き込まれることがあるからです。

 まずSNSに登録したいと思った際には、主な使用方法を確認し、本当に使用して行く予定があるのかを再度確認してから登録することが大切です。そのことでSNSを使用した思わぬトラブルに巻き込まれることは殆どなくなります。

 SNSの恐怖を知りたい方も小説小説志駕晃作「あなたもスマホに殺される」を購入してみると良いです。


あなたもスマホに殺される (角川文庫) [ 志駕 晃 ]